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検診・人間ドックの案内

健診・人間ドックの案内

当院では人間ドック、特定健康診査(特定健診)、一般健康診断(一般健診)を実施しています。

各種健康診断の比較

*一般健診は、特定健診の項目を含むように法律が改正されており、特定健診の代わりになります(逆に、特定健診の項目は、一般健診の法定項目は満たしていませんので、特定健診は一般健診の代用になりません)。

人間ドック

目的

人間ドックの一番の目的は自覚症状ない生活習慣病やがんの早期発見です。法的義務のある健康診断との大きな違いは「検査項目の多さ」にあり、今の健康状態をより詳しく具体的に検査することができます。

対象と料金

人間ドックは、誰もが年に1回受診するのが望ましいです。とくに、喫煙者や肥満症の人、親族にがんの人が多い、といった場合は、定期的に人間ドックを受けたほうがよいでしょう。さらに、健康診断で問題ないといわれても、気になる疾患を人間ドックで詳しく調べることで、将来の疾患リスクを把握することができます。

当院では1日人間ドックと2日(1泊入院)人間ドックを準備しています。
1日人間ドック:36,700円(税込)
2日(1泊入院)人間ドック:52,000円(税込)

一般健康診断(雇入時の健康診断・定期健康診断)

目的

常時使用する労働者について、その健康状態を把握し、労働時間の短縮、作業転換等の事後措置を行い、脳・心臓疾患の発症の防止、生活習慣病等の増悪防止を図ることなどを目的としています。
事業者は、労働安全衛生法第66条第1項に基づき、労働者に対して、医師による健康診断を実施しなければなりません。また、労働者は、事業者が行う健康診断を受けなければなりません。

一般健康診断の種類・対象と料金

健康診断の種類
対象となる労働者
実施期間
雇い入れ時の健康診断
常時使用する労働者
雇い入れの際
定期健康診断
常時使用する労働者
1年以内ごとに1回
料金:9,570円

特定健康診査

目的

特定健康診査は、糖尿病、脂質異常症、高血圧症などの生活習慣病の発症や重症化を予防することを目的として、メタボリックシンドロームに着目し、この該当者及び予備群を減少させるための特定保健指導を必要とする者を、的確に抽出するために行うものです。メタボリックシンドロームのリスクに応じて保健指導レベルを決定し、特定保健指導が行われます。

対象と料金

対象:40~74歳の被保険者・被扶養者
料金:医療保険者により異なります

特定健診の流れ

①各医療保険者から特定健診の案内
②特定健診の予約
③特定健診の受診
④判定(メタボリック症候群・保健指導レベルの判定)
⑤結果の通知
⑥各医療保険者から特定保健指導の案内

メタボリック症候群・保健指導レベルの判定について

健診結果にメタボリックシンドローム判定と保健指導レベルを記載しています。
※メタボリックシンドローム判定の基準
腹囲
追加リスク
対象
①血糖②脂質③血圧
≧85cm以上(男性)
≧90cm以上(女性)
2つ以上該当
基準該当
1つ該当
予備軍該当
該当なし
非該当
追加リスクは、次のとおりとなっています。 
①糖(空腹時血糖が110mg/dl以上、随時血糖時はヘモグロビンA1cが6.0%以上、または服薬)
②脂質(中性脂肪150mg/dl以上、HDLコレステロール40mg/dl未満、または服薬)
③血圧(収縮期130mmHg以上、拡張期85mmHg以上、または服薬)
※国の特定保健指導レベルの基準
糖尿病、高血圧症、脂質異常症等の生活習慣病であり、内臓脂肪の蓄積に起因する疾病で内服治療中の方は、情報提供になります。(インスリン治療の方も内服に含まれます)
追加リスクは、次のとおりとなっています。
①糖(空腹時血糖が100mg/dl以上、随時血糖時はヘモグロビンA1cが5.6%以上)
②脂質(中性脂肪150mg/dl以上、またはHDLコレステロール40mg/dl未満)
③血圧(収縮期130mmHg以上、または拡張期85mmHg以上)

【注意】血糖(空腹時血糖)

メタボリックシンドロームの判定基準と国の特定保健指導レベルの基準は違います。 
空腹時血糖とHbA1cの両方を測定している場合は、空腹時血糖を優先します。
特定保健指導は、特定健診の結果から、生活習慣病の発症リスクが高く、生活習慣の改善による効果が多く期待できると判定された人に対して行われる健康支援です。対象者は、健診結果に応じて「積極的支援」、「動機づけ支援」、「情報提供」の3つのレベルに区分されます。一人ひとりの身体状況や生活環境などに合わせて、医師・保健師・管理栄養士などの専門家が、生活習慣を見直すためのサポートを行います。特定保健指導をご希望の方はお問い合わせください。
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