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放射線科

【診療内容】

  • 放射線科では病気の画像診断を行っています。
  • 骨密度測定も可能です。

【当院で実施可能な検査】

単純X線検査

骨密度測定

骨がもろくなっているかどうかを知る指標として代表的なものが「骨密度」です。骨密度検査では、X線を使って骨の量を測ります。結果は、若い人の平均値を100%とした時に、自分の骨の量が何%かで示されます。骨密度が若い人の80%未満になると要注意、70%以下まで減ると、骨粗しょう症と診断されます。

超音波検査(エコー検査)

超音波装置は、体表に検査用のゼリーを塗り、超音波を発する機器から跳ね返ってきた超音波の情報を画像としてモニターに映し出します。心臓、血管、甲状腺、リンパ節、肝臓、胆のう、膵臓、脾臓、腎臓などの臓器の病気が検出可能です。苦痛、負担がなく、短時間で検査可能といったメリットがあります。腸など内部に空気を含む臓器や、その奥の臓器では、超音波が届きにくく、正確に評価はできないため、その場合はCT検査で診断します。

CT検査

CT検査はX線を用いて体を輪切りにした情報を画像化する検査で、数秒~数分程度で検査することができます。超音波装置では評価が困難な病変でも、CTで診断できることがあります。撮影できる範囲は頭、首、胸、お腹と広範囲であり、頭の病気(脳梗塞、脳出血など)、肺の病気(肺気腫、肺炎、肺がんなど)、お腹の病気(肝臓がん、胆のうがん、胆のう炎、膵臓がん、膵炎、腎臓がん、子宮がん、卵巣がん、腸炎など)の診断が可能です。

CT検査の方法には2種類あります。
単純CT検査:造影剤を使用しないで検査する方法
造影CT検査:造影剤を静脈から注射して検査する方法(食後4時間以上経過してから検査します)
[造影剤について]
CT検査で使用する造影剤は一般に「ヨード造影剤」と呼ばれるものです。通常、静脈から注入し撮影を行います。造影剤を用いることで、その造影パターンによりさらに詳細な情報を得ることができ、より正確な診断が可能となります。
稀に副作用が生じることがあります。症状としては多いもので吐き気、嘔吐、かゆみ、じんましんなどがあります。検査中から1時間後くらいまでにおこることが多く、程度も軽いものがほとんどですが稀に重篤な副作用として、血圧低下や呼吸困難などの症状が出る場合があります。当院では副作用が生じたときにはすぐに適切な処置がとれる体制になっています。

【画像診断が可能な病気】

  • 脳の病気
    脳梗塞、脳出血、くも膜下出血
  • 胸部の病気
    肺気腫、気胸、肺炎、肺結核、肺がん
  • 血管の病気
    大動脈瘤、肺血栓塞栓症
  • 腹部の病気
    腹部のがん(肝臓がん、膵臓がん、胆道がんなど)
    大腸炎、憩室炎
  • 全身の病気
    悪性リンパ腫
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